乳白色で最高の泉質。
独り占めの露天風呂。
檜の浴槽に浸かったり、石造りの縁に腰掛けたり。
誰もいないから、石畳の上にねっころがって…空を見ている。

横を向けば、目線に真っ白い温泉の波紋。
まるで、できたての寒天か、できたての湯葉のよう。

耳元には源泉の湯口から溢れる温泉音。
時折、天然ガスの臭い!
お湯のある、身体の右側だけに湯気の熱気を感じ。

山頂に流れる曇り雲。
木々の間にまとう風。
太陽に向かって空を見ても眩しくなく、
ウトウトとしかけたら小鳥の鳴き声に目覚め。

至福のため息つきながら…

お湯に浸かっては、寝そべって…
繰り返し、繰り返し。

こんな体験いかがでしょうか?

mie matsuoka