今日はショパンの命日なんですって〜。

生誕200年にあたる2010年、
5年に1度のショパンコンクールも賑わいをみせている昨今。

田崎悦子先生のリサイタルを聴きました♪

田崎悦子ピアノリサイタル
〜命日にささぐ「マズルカを中心に綴るショパンの生涯」〜

田崎先生の演奏は、何とも筆舌に尽くし難い…芸術です。
以前、先生の愛弟子さんが「先生は化け物ですから」とおっしゃっていましたが(笑)…

田崎先生の全身全霊で表現するピアノを聴くと、いつも「ズシリ」と目頭熱くなります。

え〜。まだやるの?そんな所まで行けないよ〜?
と…思えるような深い深い極限の世界まで、勇気を持って飛び込む姿。

(まるで、ブレスをせず、どこまでも潜水するように…そんな風に命がけ。)

ステージの上で、どこか別の世界へ行ってしまうのではないか。。。
危険を重々承知の上、自らをも飛び越えようとする勇気。作曲家への深い愛情。

こんなにも深く愛してくれる人がいて…
ショパンはどう思っているのかな?

きっと、田崎悦子先生はその答えを知っているのだろう。

ちょっと、うらやましい。

mie