先週末、小学生の予選を聴きました♪

途中で涙が…。
(恥ずかしい(≧∇≦))

おじきをすることさえ忘れて(思い出して後からキチンとできました◎)、間違えてしまったりしながら弾いている子。

そんな演奏を聴くと
「人間は比較するものではないのに…」と急に悲しくなりました。

日本で(=世界で)頂点のコンクールです。
ここに集まる子供達は、日課として毎日数時間の練習を重ねています。
夏休みはきっと、どこにも行かず猛練習したことでしょう。
その中から「選ぶ」「選ばれる」という辛さ。
コンクールには色々なジレンマがあります。

私もコンクールで育ちました。
(あの頃、どんなピアノを弾いていたのかな〜?
今度、実家に戻ったらビデオやレコード(わ!プレーヤーがない(≧∇≦))を探してみよう。)

合格したり賞をもらったり1位になったあの時、
合格しなかった友人の気持ちは、多分分からなかったと思う。

自分が入賞できなかった時の悔し涙は数知れず…
そんな時、1位になった人は私の事など考えていなかったと思う。

残酷だなぁ。。。。

でも、コンクールは何よりも自分を高められる場所、お互いに切磋琢磨できる場所であることは周知の事実。

私を指導してくださった先生方がそうだったように、
コンクールの正しい取り組み方を、レッスンや日常の姿で示したいと思う。
そんな生き方そのものを、教える立場の人は間違えてはいけない…
と考えさせられました。

そんな中、
合格不合格に関わらず、
「自分」という「信念」を持った演奏に出会いました。

まだ小学生なのに凄いなぁ〜。
そんな子供達は「どんな世界でも生きていける」強さとしなやかさ、人間の軸を感じました。
とても頼もしく思えました。

mie