心が動く…

感動、感涙、心が揺れる…
これって何だろう。

書き残したいと思いつつ、いつまでも言葉が見つからず遅くなりました。

先日、荒絵理子さんとのリサイタル@あづみ野コンサートホール🎵
アンコールの1曲目が終わり、ステージ袖でポロリ😢

1人演奏中に涙が出ること⇒(おそらく作品の素晴らしさ)
ステージで共演者との共感で涙が出ること⇒(おそらく共演者の素晴らしさと作品の素晴らしさとお客様の温かさ)
コンサート直後⇒(おそらく緊張の途切れと安堵)
客席で泣くこと(最近よくある)⇒ホール全体に溢れる音楽のエネルギー

…そのどれとも違う感覚でした。

コンサートは最初の1音から良い音楽に恵まれて、クララシューマンではいつも以上に最上のアンサンブルができました🎵
簡単に言えば『お互いの垣根がなく2人共が自由に音楽を運ぶことができ、それをお客様が共有してくださった』のかな。と。
同じことがアンコールでも感じられた、その涙かな。と。少し観客寄りの感動だったのかもしれません。
〜演奏家の身体を離れ音楽だけが流れ出るような瞬間〜
同じような体験を数日後、シュトイデさんと三輪郁さんリサイタルのアンコールで味わいました。
今度は客席で涙しました。

音楽、絵画、歴史…
人間が産み出し、語り継ぎ守って来たもの。
もしかしたら人生そのものかもしれない。
芸術のほんの一欠片が見えてきたような気もします。

これって、コンサートホールや美術館に足を運んで初めて得ることができる素晴らしい体験よね、やっぱり生演奏でしか…
と頷きつつ、YouTubeで『ソルヴェイグの歌』を聴き…また涙する(あれ?(笑))
梅雨の中休み。爽やかな日常。

そんな日に、娘は言う。
『ママのお仕事は年中無休だからね』